■工事概略
施設:徳島県公共プール 場所:25Mプール
★施設様のご要望
2010年にスタート台に関する公認規則が「スタート台の傾斜角は10度以下とする」というものから「傾斜角は10度以下とし、調整可能なバックプレートを設置することができる」というものへ変更がありました。施設を利用されている競泳選手からのスタート台の取替え要望が多く、今回バックプレート付の弊社スタート台「TA-1570」を設置することになりました。
【左】 改修前 改修前はバックプレートなしのスタート台が取り付けてありました。このタイプはバックプレート付のスタート台が登場するまでは公認プールを中心に、よく設置させて頂いていたものです。
【左下】 1台ずつボルトを緩めてはずしていきます。
【下】 すべて取り外した状態です。ステンレスとは言え、やはり長年使用しているとタイルにさびがつきますね。
【左】【左下】【下】アイマークピンの設置
アイマークピンとは・・・ 公認プールで一度設置したスタート台を取り外す場合、再度設置するときに目印にするためのものを言います。
円形のピンの頭に十字の溝が切ってありますのでその位置にスタート台を設置することでスタート側からターン側までの距離を一定にすることができます。
公認測量士さんが位置を確認した後に、そのアイマークピンと合うスタート台の脚の位置に印をタガネで打ち込みます。(下の赤い線の部分です)
【左】
無事取り付け完成しました。
今回の施工に当たってのお客様の声・・・・
大会が行われる各都道府県のプールでは、ほぼバックプレートのついたスタート台に変更されています。記録を伸ばすために日々練習を繰り返している選手たちは、より記録を伸ばすためにバックプレート付のスタート台で練習できることを望んでいました。今回このようにバックプレート付のスタート台に交換してもらえたので、このプールも選手たちにとても喜んで頂けると思います。