■工事概略

施設:愛知県内 屋外レジャープール
場所:スライダープール

 


★施設様のご要望

スライダーからの水の勢いが強く、年齢に関わらずお尻を打つお客様が多い。 「着水時に何か衝撃を吸収できるものはないだろうか?」と問合せを受けました。
プールサイドなどに敷くマットのように連結して敷設でき、なおかつ水の中に沈めて使える、「プールクッション」というプール用のクッション材がありますのでそれを敷くことにしました。

◆改修前の状況  

【左】 全景
ここにスライダーから降りてきたお客さんが着水します。

スライダーの勢いが強く、ここでお尻を打つお客さんが多いのでクッションを敷きたいという要望がありました。水深は0.6m程度で、床はコンクリートに塗装をかけたプールです。

当初の打ち合わせでは黄色のラインまで敷き詰める予定でした。


【上・右上】 黄色のラインまで敷いたところ画像のようにスライダーの水流が壁に当たり、
跳ね返りの力によりプールクッションがめくれ上がってしまいました。
◆改修工事後◆

壁面までプールクッションを敷き詰めることにより、クッションのめくれはなくなりました。

壁沿いはプールにあわせて曲線状にカットし、ほぼぴったりの状態に仕上げてあります。

(色が濃く見えるのは日光の加減で、実際は同じ色です)

【施工後の全景】

見た目もすっきりとしていて安全性も高まりました。

   

改修工事後のお客様の声・・・・

このようなレジャープールは不特定多数の人が利用されますので事故があってからでは遅く、何とかしたいと思っていました。三立さんに相談したところプールの中で使用できるクッションがあるので、それでプールの底面を保護したらどうかという提案を頂きました。

当初、途中までの敷き込みでしたので、流水でクッションがめくれ上がってしまうというハプニングもありましたが、壁際までの施工をしていただいたところ、きれいに収まり、なおかつめくれ上がる心配もなくなりました。

これで私たちの心配もひとつ解消できました。ありがとうございました。