22歳の頃(その頃はまだ私は会社員でした)、あるときプールのレクチャーを聞いて「プールは四角いプールだけがプールではない、丸いプールもあれば色々なプールがヨーロッパにはある」という話に驚きました。そして初めてヨーロッパに行ったとき、話しに聞いていた、本当に丸く、泳ぐだけではなく、歩いたり戯れたりしているプールを目にして、それまでは四角い競泳用プールばかり手がけてきましたし、それがプールだと思っていましたから、ものすごくカルチャーショックを受けました。
ヨーロッパのプール(クアプール)は自然の産物を用い、水の抵抗や浮力、圧力、空気を使って人体がもともと備えている治癒力を引き出すシステムであり、利用の目的は病気の予防(プレベンション)とリハビリテーションに用いられていました。
日本の湯治場とプールが一体となり、気持ちよく、そして楽しい施設でした。日本も、これからまさにこんな風に若者から中高齢者まで楽しんで健康になれる施設を創らなければいけない。「楽しくて、気持ちがよく、自然に健康になっていく」このような施設を創る仕事をしていこうと決めました。
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